編曲入門 3 [編曲入門]
ホルン5度
前回はメロディの下に3度または6度を重ねてハモらせる練習をしてみましたが今回はホルン5度について勉強してみましょう。
ハ長調の例をご覧下さい。ⅠⅤⅠの進行で例えばミレドとメロディがあるときに下の方がドソミとなります。ソとレが5度になっていてまんなかの音がありませんね。空5度といいまして3度の音が入っていません。ホルンのように独特な綺麗な響きがします。このようにメロディをホルンの響きのように響かせたいときはこの方法を使ってみて下さい。
メロディより長めにしてハモらせる
アグアドのエチュードの単旋律にハモリをつけてみましょう。
譜例2はメロディの下に全て3度か4度、6度でハモらせたものです。ただ全部つけるとにぎやかな感じになりますので、もう少し落ち着いた雰囲気を作りたい場合はメロディより長めの音符を使うと良いでしょう。(ギターの友に掲載したものでここでは譜例がないことをご了承下さい)
譜例3が長めにしたものです。5~6小節目がまた同じフレーズになりますのでハモリの方は下降するようにして変化をつけるのも一つの方法です。
皆さんもいろいろ考えてみましょう。アイデアが浮かんで楽しいですよ。
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